柴葛解肌湯 (さいかつげきとう) は100年前に猛威を振るったスペイン風邪で活躍した処方です。 古典では病気は体の表面から奥に進行して行くと考えられており、表→半表半裏→裏と表現されます。 日本東洋医学会や和漢医薬学会など漢方の学会で、この新型コロナウイルス感染症の症状改善に有用ではないかと話題に上っている柴葛解肌湯(さいかつげきとう)は、元来インフルエンザのような高熱と全身症状の激しいものに用いることで知られる処方であり、またエキス剤も販売されている処方ですが、医療現場では葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏を併用することで、この柴葛解肌湯を再現できるとしています。 薬剤師としては、二剤の併用によって甘草が重複することとなり、偽アルドステロン症など副作用の発現が気になるところですので、その動向には注目しています。 (2022年10月3日) 第92回 1 2 3 “辛凉解表”剂柴葛解肌汤的实质是解表和清里并用,适应证是三阳合病,所以应该属于解表清里剂,不能叫“辛凉解表剂”。 01《方剂学》中的柴葛解肌汤 柴葛解肌汤(《伤寒六书》) 组成:柴胡3g 干葛9g 甘草3g 黄芩6g 羌活3g 白芷3g 芍药6g 桔梗3g (原著本方无用量) 用法:水二盅,加生姜三片,大枣二枚,槌法加石膏末一钱(3g),煎之热服(现代用法:水煎温服)。 功用:解肌清热。 主治:外感风寒,郁而化热证。 恶寒渐轻,身热增盛,无汗头痛,目疼鼻干,心烦不眠,咽干耳聋,眼眶痛,舌苔薄黄,脉浮微洪。 证治机理:本方所治证候太阳风寒未解,化热入里。 外感风寒,本应恶寒较甚,而此恶寒渐轻,身热增盛者,为寒郁肌腠逐渐化热所致。 因表寒未解,故恶寒仍在,并见头痛、无汗等症。 柴葛解肌汤,中医方剂名。为解表剂,具有辛凉解表,解肌清热之功效。主治外感风寒,郁而化热证。恶寒渐轻,身热增盛,无汗头痛,目疼鼻干,心烦不眠,咽干耳聋,眼眶痛,舌苔薄黄,脉浮微洪。临床常用于治疗感冒、流行性感冒、牙龈炎、急性结膜炎等属外感风寒,邪郁化热者。 市販の漢方薬を使う場合は、第二類医薬品の柴葛解肌湯エキス細粒G「コタロー」(小太郎漢方製薬)でも代替可能です。 無症状で自宅療養
181 → stanlyleu:其實喉痛有陰陽之別。 要旨 柴葛解肌湯(浅 田家方) は小柴胡湯と葛根湯の合方から人参と大喪を去り石膏を加え た合方的薬方であり, 薬方の構成や出典の記載内容から太陽病と裏的少陽証の併病に運用され るべきものと思われる。一方, 併病の治療において, このような病態に対しては太陽病と陽明 病の治療原則に倣い先表後裏で対応するのが原則と思われるが, 本方証では例外的に表裏双解 的効果を狙ったものと思われる。呈示した, かぜ症候群の症例は当初麻黄湯証と思われたが, 初診の翌日には裏的少陽証への転属すなわち太陽病と裏的少陽証の併病に移行したと診断し た。そこで本方を用いたところ, 短時日で症状軽快をみた。 柴胡桂枝湯の効能 体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・はきけなどのあるものの次の諸症:胃腸炎、かぜの中期から後期の症状 こんな時・こんな方に かぜをこじらせてしまったとき / 胃腸型のかぜに困っている方 / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方 柴胡桂枝湯とは 「柴胡桂枝湯」は、漢方の古典といわれる中国の古典医学書「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」に収載されている薬方で、「小柴胡湯(しょうさいことう)」と「桂枝湯(けいしとう)」を半量ずつ合方したものです。 1週間近く発熱や軽い悪寒、関節の痛みなどが続くようなかぜの症状や、吐き気や下痢をともなう胃腸炎などに効果があります。 《医学心悟》卷二 《片玉心书》卷五:柴葛解肌汤 处方 柴胡、干葛、黄芩、桂枝、赤芍、人参、甘草、竹叶7皮。 功能主治 疏风解肌退热。 主小儿解脱受风,而致伤风发热,其症汗出,身热,呵欠,目赤涩,多睡,恶风,喘急。 用法用量 热退之时,再服凉惊丸,以防内热。 摘录 《片玉心书》卷五 《医学传灯》卷下:柴葛解肌汤 柴葛解肌湯(さいかつげきとう) はインフルエンザなどの強力な邪や風邪などが進行してしまった事によって身体の奥まで邪が侵入してしまい、身体の表と裏で症状がある場合に速やかに邪を追い払う漢方薬としておすすめです。
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【组成】柴胡6g,干葛9g,甘草3g,黄芩6g,羌活3g,白芷3g,芍药6g,桔梗3g (原方未注剂量)。
《医学心悟》卷二 《片玉心书》卷五:柴葛解肌汤 处方 柴胡、干葛、黄芩、桂枝、赤芍、人参、甘草、竹叶7皮。 功能主治 疏风解肌退热。 主小儿解脱受风,而致伤风发热,其症汗出,身热,呵欠,目赤涩,多睡,恶风,喘急。 用法用量 热退之时,再服凉惊丸,以防内热。 摘录 《片玉心书》卷五 《医学传灯》卷下:柴葛解肌汤 柴葛解肌湯(さいかつげきとう) はインフルエンザなどの強力な邪や風邪などが進行してしまった事によって身体の奥まで邪が侵入してしまい、身体の表と裏で症状がある場合に速やかに邪を追い払う漢方薬としておすすめです。
秋田大学救急・集中治療医学講座の入江康仁氏は、軽症~中等症Ⅰの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対し柴葛解肌湯の有効性を検討した結果を、第72回日本東洋医学会(5月27~29日)で報告。 「発症初期段階に投与することで症状悪化を抑えることが示唆された。 COVID-19治療で柴葛解肌湯が担う役割は大きい」と述べた。 続きを読むにはログイン